難関校の算数・理科で合否を分けるのは、知識量ではなく「解けるまでの思考」を自分の力で再現できるかどうかです。私の指導は、この「思考の再現性」を軸に組み立てています。加えて、明るく・楽しく・熱く。この空気があるからこそ、子どもは苦しい演習にも前向きに取り組めます。
難問が解けることと、その解き方を人に教えられることは、まったく別の力です。私自身が御三家をはじめとする難関校の入試問題を高い水準で解き切れるからこそ、「なぜその一手が浮かぶのか」「どこで立ち止まって考えるべきか」という、頭の中の思考プロセスを言葉にして生徒に渡すことができます。
解答だけを覚えても、条件が少し変わった初見の問題には対応できません。「見た瞬間に何を疑うか」「どの情報から手をつけるか」という思考の順番そのものを繰り返し言語化して伝えることで、生徒は初めて見る難問にも自分の力で切り込めるようになります。
「ここで詰まったよね。大切なのは、どの図形の一部とみなすか。そうすると、必要な辺の比が見えてくる。目的から逆算して相似を探すんだ。この順番を体で覚えよう」というように、解法そのものより一段抽象度の高い「考え方の型」を毎回言葉にして渡します。
基礎〜標準レベルの頻出パターンには、あえて覚えやすい名前をつけて指導しています。「隙だらけ問題」「キツネとてんびん」というように、解き方そのものに愛着の持てる呼び名をつけることで、テストの最中に「あ、あの解き方だ」と瞬時に記憶を引き出せるようにするのが狙いです。
基礎〜標準問題は、解ける・解けないの差が「知っているかどうか」に大きく左右されます。だからこそ、ここでは難問01のような思考の言語化以上に、「思い出しやすさ」を優先。名前がフックになって記憶が定着し、本番での取りこぼしを減らします。
初見では時間のかかる問題でも、「これは“キツネとてんびん”だね」と一言添えるだけで、生徒の手が止まらず動き出す。名前をつけることは、解法をただの手順ではなく、思い出せる「引き出し」に変える作業です。
日々の演習や模試の結果から、「今どこでつまずいているか」「志望校合格まであと何が足りないか」を細かく把握し、習熟度として管理します。感覚ではなく、現状把握にもとづいて次にやるべきことを決めるので、限られた時間を最も点数につながる場所に集中投下できます。
志望校までの距離を可視化したうえで、優先順位をつけて学習計画を都度アップデート。走りながら軌道を修正できることが、遠回りのない合格までの最短ステップにつながります。
実際は生徒ごとに数十単元を管理していますが、考え方はシンプルです。
| 単元 | 現在地 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 割合の文章題 | 要復習 | 類題を3問、次回までの宿題に |
| 速さ | 仕上げ中 | 応用1問だけ授業で扱う |
| 比 | 得意 | 維持でOK、他単元に時間を回す |
どれだけ優れた指導法でも、子どもが前向きに取り組めなければ意味がありません。3つの特徴を支えているのは、教室の空気そのものです。
間違えることを怖がらせない空気づくり。失敗も評価することが、挑戦を後押しします。
「できた」の瞬間を一緒に喜ぶ。楽しさが続くから、つらい演習量にも耐えられます。
本気で努力する子には、本気で応える。合格までとことん伴走する熱量を惜しみません。
基礎〜標準の頻出パターンにつけている呼び名の一部です。中身が気になったら、体験授業で聞いてみてください。
ほかにもたくさんあります。名前の由来と解き方は、実際の授業で。